九州三十三観音霊場 第二十番札所 西高野山(白山) 普門院 大徳寺

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九州三十三観音霊場 第二十番札所 西高野山(白山) 普門院 大徳寺 九州三十三観音霊場
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九州三十三観音霊場 第二十番札所 西高野山(白山) 普門院 大徳寺

氷川ダムの畔、西の高野山とも称された一大霊場の大行(だいぎょう)寺山(釈迦岳)の頂上近くに所在しする大徳寺は、正式には西高野山普門院大徳寺と号し、霊場感満載の寺院です。現在は廃寺になっていますが、境内にはぼけ封じの観音様がしっかりとおられました。

『概略』

西高野山(白山) 普門院 大徳寺

創建

大同元年(806年) 
昭和43年(1968年)

宗派

真言宗

ご本尊

聖観世音菩薩

聖(しょう)観世音菩薩について

別名、観音菩薩(かんのんぼさつ)とも呼ばれ、人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済する、という意味からこの名が付けられ日本でも多く信仰されました。
六観音の一つに数えられ、地獄道に迷う人々を救うとされています。
苦しんでいる者を救う時に千手観音や十一面観音などの六観音や三十三観音など、様々な姿に身を変えて救いの手を差し伸べます。
それら変化観音と区別するために変化観音に対して、変化しない観音をいい、また一番もとの観音(本来の姿の観音)という意味で、聖観音と呼ばれるようになりました。
単独で祀られることも多いのですが、阿弥陀如来の左脇侍として勢至菩薩と共に三尊で並ぶこともあります。
ちなみに般若心経は観音菩薩の功徳を説いたものです。

ご真言

おん あろりきゃ そわか

住所・連絡先

熊本県八代市泉町柿迫6694-2 TEL 0967-67-2737 旅館みはらし荘 0967-67-3038
(地図)

アクセス

路線バス・熊本桜町バスターミナルから熊本バス甲佐ゆきにのり、終点下車、麻生交通氷川線にのりかえ「坂本石段前」下車徒歩5分
自家用車・九州自動車道松橋インターチェンジから20㎞
門前に駐車場有り

ご詠歌

見晴らせば 法の泉の 大徳寺 はすのうてなに のるここちして

霊山の冷気に包まれて(第二十番札所 西高野山 普門院 大徳寺)

氷川ダムの畔、西の高野山とも称された一大霊場の大行(だいぎょう)寺山(釈迦岳)の頂上近くに所在する大徳寺は正式には西高野山普門院大徳寺と号し霊場感満載の寺院です。

山道を慎重に車を走らせ、集落を過ぎると「九州三十三観音第二十番霊場」「西高野山大徳寺」と刻された石門に辿り着きます。
その間を進むと大徳寺の境内に入ります。

九州三十三観音霊場 第二十番札所 西高野山(白山) 普門院 大徳寺

正面には聖観世音菩薩をご本尊とする本堂があります。

霊場のご本尊は、境内に祀られています。

現在は廃寺になっていますが、境内にはその他に、不動明王、地蔵菩薩、修行大師などの尊像が祀られていました。

南無大師遍照金剛

大徳寺は「ぽっくり寺」として有名な天台宗の「金海山 大恩教寺 釈迦院」の東参詣道の入り口に位置し、「日本一の石段」と言われている3333段の石段があります。
途中には休憩所やトイレなどもあり全国10ヶ所の名石のほか、外国7ヶ国の御影石が使われています。

なお、大徳寺の御朱印は、現在無住のため第三十三番 明石寺(092-947-0418)でいただくことになります。

九州三十三観音霊場 第二十一番札所 大悲山 向陽寺

次回は、九州三十三観音霊場 第二十一番札所「大悲山 向陽寺」をお伝えしていきます。

願ねがわくは
この功徳くどくをもってあまねく一切いっさいに及およぼし
われらと衆生しゅうじょうと
みなともに仏道ぶつどうを成じょうぜんことを 合掌

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