七十二候

歳時記

土潤溽暑|つちうるおうてむしあつし|2024年|植物の暑さ対策

2024年は27日から七十二候は大暑の次候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」へと移ります。全国的に10年に一度とも言われている湿度が高くジットリとした天気が続いています。海洋性気候の沖縄でも「熱中症アラート」が連日発表されています。
歳時記

大暑|桐始結花 |たいしょ|きりはじめてはなをむすぶ|2024年

今年の夏も猛暑による熱中症と物価高のダブルパンチ中、22日より二十四節気は本格的に暑くなる「大暑(たいしょ)」となり、七十二候もその初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」と移ります。そして24日と8月5日は土用の丑の日となります。
歳時記

鷹乃学習|たかすなわちわざをならう|2024年|鷹|鷲|鳶|隼

暦は17日より小暑の末候「鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす・たかすなわちわざをならう)」に移ります。この時季、鷹の雛が巣立ち親について飛び方やえさの獲り方を覚え独り立ちの準備をする時期です。
スポンサーリンク
歳時記

蓮始開|はすはじめてひらく|蓮と睡蓮|蓮と仏教|古代蓮|2024年

七十二候は12日よりは「蓮始開(はすはじめてひらく)」となります。泥の中から茎を伸ばし、泥を抜けて咲いたと思えないほど穢れなく鮮やかで爽やかな色の花をつけます。
歳時記

小暑|温風至|しょうしょ|あつかぜいたる|七夕|2024年

暦は、6日より二十四節気は暑い時期の始まり「小暑(しょうしょ)」そして七十二候は「温風至(あつかぜいたる)」と移っていきます。また五節句の一つ「七夕(しちせき)」を迎えます。さらには福岡では夏の風物詩の「博多祇園山笠」で賑わいます。
歳時記

半夏生|はんげしょうず|はんげしょう|カラスビシャク|2024年

和風月名も水無月(みなづき)から文月(ふみづき・ふづき)と変わり、七十二候も2日より夏至の末候・半夏生(はんげしょうず)となります。この半夏生は雑節のひとつでもあり、その場合は「はんげしょう」と読みます。
歳時記

菖蒲華 | あやめはなさく | 夏越しの祓え | 茅の輪くぐり | 2024年

暦は26日より夏至の次候、菖蒲華(あやめはなさく)と移ります。不快指数の高い日が続きますが、池の畔や菖蒲園などで咲き誇る花菖蒲や寺院などの庭園を彩る紫陽花の花はそれぞれが一服の清涼剤となってくれます。
歳時記

梅子黄|うめのみきばむ|梅干し|2024年|嘉祥の日|和菓子の日

青々と膨らんだ梅の実が黄色く色づきだす頃です。九州南部、四国も梅雨入りしています。また、沖縄では「梅雨末期」で来週あたり梅雨明けを迎えるかもしれません。七十二候は16日より芒種の末候の梅子黄(うめのみきばむ)となります。
歳時記

腐草為蛍|くされたるくさほたるとなる|2024年|火垂る|入梅

淡い光を放ちながら蛍が乱舞する季節となりました。七十二候は10日より芒種の次候「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」と移ってきます。また暦の上では雑節のひとつ「入梅(にゅうばい)」となり全国的に梅雨入りのシーズンを迎えます。
歳時記

芒種|蟷螂生|ぼうしゅ|かまきりしょうず|2024年|蟷螂の斧

沖縄、奄美以外の梅雨入りはまだ発表されませんが、何となく鬱陶しい時期となりました。寒暖差も激しく、体調を崩される方も多いようですが、暦は5日より二十四節気は芒種(ぼうしゅ)そして七十二候は蟷螂生(かまきりしょうず)へと変わっていきます。
歳時記

麦秋至|むぎのときいたる|2024年|小麦粉|麦茶|ビール

早いもので、まもなく5月もお終いです。そして、31日より七十二候は小満の末候「麦秋至(むぎのときいたる)」と移っていきます。米が主食の日本でも昔から続く食文化や食の欧米化に伴う食生活の変化などにより、小麦の需要が年々増加しています。
歳時記

紅花栄|べにはなさかう|2024年|紅花|末摘花|源氏物語|紅色

沖縄では遅れていた梅雨に入ったようですが、本土ではもう真夏日を記録し、すっかり真夏の気配となった地域が出ている状況です。暦は26日より小満の次候「紅花栄(べにはなさかう)」と移ります。実際に紅花が咲き乱れるのはもう少し先の6月から7月です。
歳時記

竹笋生|たけのこしょうず|2024年|竹|笹|竹取物語|初鰹

15日はアメリカの施政権下にあった沖縄が日本に復帰した「沖縄本土復帰記念日」です。そして七十二候は立夏の末候「竹笋生(たけのこしょうず)」と移り、粛々と何事もなかったかのように繰り返していきます。
歳時記

蚯蚓出|みみずいずる|2024年|ミミズ|自然の鍬|ゴーヤーの日

日中の気温もだんだん上昇して、汗ばむ日も出てきました。七十二候は10日より立夏の次候、自然の鍬(くわ)とも呼ばれる「蚯蚓出(みみずいずる)」となります。また12日は「母の日」、そして今日8日は「ゴーヤーの日」です。
歳時記

立夏|りっか|蛙始鳴|かわずはじめてなく|2024年|端午の節句

「夏も近づく八十八夜」(2024年は5月1日)も過ぎ暦の上では夏を迎える二十四節気の「立夏(りっか)」となります。そうです!歌も「卯の花の匂う~夏は来ぬ」と変わります。そして七十二候は「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」へと移ります。
歳時記

牡丹華|ぼたんはなさく|八十八夜|2024年|牡丹|芍薬|茶摘み

昨年までとは幾分違う空気の中ゴールデンウィークが始まります。暦も「牡丹華(ぼたんはなさく)」へと移ってきています。そして、5月1日は「八十八夜」となります。円安や物価高が影響してかGWの過ごし方では「自宅でのんびりが」一番多い回答のようです。
歳時記

霜止出苗|しもやみてなえいづる|2024年|夏はきぬ|山吹

春も終わりに近づき季節は梅雨を経て夏へと向かっていきます。暦は25日より穀雨の次候「霜止出苗(しもやみてなえいづ(ず)る」を迎えます。この候は霜始降(しも はじめてふる)と対をなしています。そして早い方は今週末からゴールデンウィークです。
歳時記

穀雨|こくう|葭始生|あしはじめてしょうず|2024年

19日より二十四節気は「清明」から春季最後の節気「穀雨(こくう)」と変わり、次節より「立夏」と夏に入っていきます。そして七十二候は「葭始生(あしはじめてしょうず)」と移ります。数多くの作物が潤う雨が降る頃という意味です。
歳時記

虹始見|にじはじめてあらわる|2024年|虹色|ダブルレインボー

暦は14日より清明の末候「虹始見(にじはじめてあらわる)」となります。雨上がりの後、チリも払われ澄み渡った空に架かる虹は気持ち良いものです。そして11日(旧暦3月3日)は沖縄や奄美地方では「浜下り」、16日より春の土用に入ります。
歳時記

鴻雁北|こうがんかえる|2024年|雁風呂|花まつり|灌仏会

暦は9日より清明の次候「鴻雁北(こうがんかえる)」となります。冬に越冬のため北から渡ってきた雁が再びシベリアに帰っていく頃という意味です。またこの時期の風物詩としては、8日にお釈迦様の誕生を祝う「灌仏会」、別の名を「花まつり」があります。
スポンサーリンク