七十二候

歳時記

水始涸|みずはじめてかるる|2023年|八十八|お米作りの手間

月も替わり、体感的にも「秋」が感じられるようになってきました。2022年は3日から七十二候が秋分の末候「水始涸(みずはじめてかるる)」となります。さらに旧暦10月には出雲大社では「神在祭」や伊勢神宮では15日より「神嘗祭」が催行されます。
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蟄虫坏戸|むしかくれてとをふさぐ|十五夜|コスモス|2023年

七十二候も28日より「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」となります。虫たちも秋の気配を感じ冬籠りの準備のため来春の啓蟄まで土の中や蓑の中に入り、しばしのお休みに入ります。そして28日は旧暦8月15日でもあり、中秋の名月です。
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秋分|雷乃収声|かみなりすなわちこえをおさむ|2023年

朝晩幾分涼しさが感じられ、暦も23日より二十四節気は「秋分(しゅうぶん)」、七十二候は「雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)」と移っていきます。また20日より「秋彼岸」に入ります。
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玄鳥去|つばめさる|2023年|つばめのねぐら入り|八朔|孔子祭

18日より七十二候も「玄鳥去(つばめさる)」になります。日中の暑さはさておいて、朝晩吹く風は幾分の気配が感じられ凌ぎやすくなってきました。そして長崎などでは9月中旬孔子の生誕を祝うに孔子祭催されます。
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鶺鴒鳴|せきれいなく|2023年|鶺鴒石|放生会|筥崎宮

少しずつではありますが、着実に秋が近づいてくるこの頃ですが、暦は13日より白露の次候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」と移っていきます。 そしてその前日12日からは博多三大祭りの筥崎宮「放生会(ほうじょうや)」が始まります。
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白露|草露白|はくろ|くさのつゆしろし|2023年|重陽の節句

暦は8日に、二十四節気は「白露」と移り、七十二候は白露の初候「草露白(くさのつゆしろし)」となります。そして9日は五節句の一つ「重陽の節句」を迎えます。
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禾乃登|こくものすなわちみのる|2023年|越中おわら風の盆

七十二節気は稲などの穀物が実り始める頃の「禾乃登(こくものすなわちみのる)」と移ります。同時に台風の襲来が多い季節でもあるので、農家の方は油断できません。そのため古くから、風をおさめ、無事に収穫できることを祈り、各地で風鎮祭(風祭)が行われます。
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蒙霧升降|ふかききりまとう|かき氷|2023年|七十二候

18日より立秋の末候の「蒙霧升降(ふかききりまとう)」です。深い霧がまとわりつくように立ち込める頃です。残暑の中にも朝晩、特に早朝は空気が多少冷えてきて山間部や水辺では空気が冷えて一面、白い霧に覆われるような光景に出会うこともあります。
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寒蝉鳴|ひぐらしなく|2023年|蝉時雨|山の日|七十二候

13日より暦は立秋の次候七十二候では「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」となります。「寒蝉」とは秋を告げる蝉のことを表し、「蜩(ひぐらし)」を指すようです。またその鳴く時期から寒蝉は「法師蝉=ツクツクボウシ」だという見解もあります。
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天地始粛|てんちはじめてさむし|2023年|はっさく|秋の七草

28日より七十二候は、処暑の次候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」と移ります。未だ残暑厳しく、猛暑日を観測する地点も多くあり、正しく「秋」は暦の上だけといった様相です。そろそろ「秋の七草」にも出会う頃が近づいてまいります。
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処暑|綿柎開|わたのはなしべひらく|地蔵盆|2023年

8月初めに来襲した台風6号の爪痕で、本日までインターネットの不通状態が続き、やっと復旧いたしました。猛暑、酷暑そして災害級の暑さと叫ばれる中、暦は23日より、二十四節気は「処暑」、七十二候は「綿柎開(わたのはなしべひらく)」と移っていきます。
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立秋|涼風至|すずかぜいたる|2023年|四立|二分二至|実りの秋

暦は8日より二十四節気は「立秋」そして七十二候は「涼風至(すずかぜいたる)」となります。猛暑が続く毎日ですが、お決まりの言葉で「暦の上では秋」です。
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大雨時行|たいうときどきふる|2023年|夕立|二の丑

全国的に梅雨明けが発表されたものの台風や前線の影響で「観測史上最大の雨量」という言葉が空しくすら感じる豪雨などに日本列島が見舞われる天気が続いています。暦は大暑の末候「大雨時行(たいうときどきふる)」と移っていきます。
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土潤溽暑|つちうるおうてむしあつし|2023年|植物の暑さ対策

2023年は28日から七十二候は大暑の次候「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」へと移ります。全国的に湿度が高くジットリとした天気が続いています。海洋性気候の沖縄でも「熱中症アラート」が連日発表されています。
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大暑|桐始結花 |たいしょ|きりはじめてはなをむすぶ|2023年

今年の夏も猛暑による熱中症と物価高のダブルパンチ中、23日より二十四節気は本格的に暑くなる「大暑(たいしょ)」となり、七十二候もその初候「桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)」と移ります。そして30日は土用の丑の日となります。
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鷹乃学習|たかすなわちがくしゅうす|たかすなわちわざをならう

暦は17日より小暑の末候「鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす・たかすなわちわざをならう)」に移ります。この時季、鷹の雛が巣立ち親について飛び方やえさの獲り方を覚え独り立ちの準備をする時期です。
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蓮始開|はすはじめてひらく|蓮と睡蓮|蓮と仏教|古代蓮|2023年

七十二候は12日よりは「蓮始開(はすはじめてひらく)」となります。泥の中から茎を伸ばし、泥を抜けて咲いたと思えないほど穢れなく鮮やかで爽やかな色の花をつけます。
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小暑|温風至|しょうしょ|あつかぜいたる|七夕|2023年

暦は暑い時期の始まり「小暑(しょうしょ)」そして七十二候は「温風至(あつかぜいたる)」と移っていきます。また五節句の一つ「七夕(しちせき)」を迎えます。さらには福岡では夏の風物詩の「博多祇園山笠」で賑わいます。
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半夏生|はんげしょうず|はんげしょう|カラスビシャク|2023年

和風月名も水無月(みなづき)から文月(ふみづき・ふづき)と変わり、七十二候も2日より夏至の末候・半夏生(はんげしょうず)となります。この半夏生は雑節のひとつでもあり、その場合は「はんげしょう」と読みます。
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菖蒲華 | あやめはなさく | 夏越しの祓え | 茅の輪くぐり | 2023年

暦は27日より夏至の次候、菖蒲華(あやめはなさく)と移ります。不快指数の高い日が続きますが、池の畔や菖蒲園などで咲き誇る花菖蒲や寺院などの庭園を彩る紫陽花の花はそれぞれが一服の清涼剤となってくれます。
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