歳時記 大寒|だいかん|款冬華|ふきのはなさく|2025年|ふきのとう 暦は20日より二十四節気は一年で一番寒くなる「大寒」そして七十二候はその初候「款冬華(ふきのはなさく)」と移っていきます。寒さが大変厳しい時ですが、二十四節気では「大寒」の後に控えているのは「立春」、春へのきざしも感じとりたいものです。 2025.01.17 歳時記
歳時記 雉始雊|きじはじめてなく|2025年|国鳥|小正月 七十二候は15日より小寒の末候「雉始雊(きじはじめてなく)」となります。雉のオスがメスを求めて鳴き始める頃という意味ですが、実際には雉の繁殖シーズンは3月から7月ともう少し後です。また、15日は「小正月」です。 2025.01.10 歳時記
歳時記 水泉動|しみずあたたかをふくむ|2025年|名水百選|十日恵比須 松もとれて10日より七十二候は水泉動(しみずあたたかをふくむ)となります。二十四節気も七十二候も旧暦を基準としているせいか実際の季節感と食い違うことも多いようで、まさに「水泉動(しみずあたたかをふくむ)」はそんな候の一つではないでしょうか。 2025.01.07 歳時記
歳時記 小寒|芹乃栄|せりすなわちさかう|2025年|七日正月|七草粥 読者の皆さん、明けましておめでとうございます。本年も拙いブログではありますが、よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。さて年も改まり、二十四節気は「小寒(しょうかん)」そして七十二候は「芹乃栄(せりすなわちさかう)」と移ってまいります。 2025.01.05 歳時記
歳時記 麋角解|さわしかのつのおつる|2024年|ニホンカモシカ 早いもので、令和6年も残りあと一週間、公私ともにお忙しいことでしょう。今年のクリスマスはどのようにお過ごしになられたでしょうか。暦は26日より冬至の次候「麋角解(さわしかのつのおつる)」と移ります。 2024.12.24 歳時記
歳時記 冬至|とうじ|乃東生|なつかれくさしょうず|2024年|靭草 暦は21日より二十四節気は「冬至(とうじ)」、七十二候は、その初候「乃東生(なつかれくさしょうず)」と変わります。一年で一番昼間の時間が短くなる頃であると同時に、この日が「陰の極み」で、翌日から陽にかえると考えられ「一陽来復」とも言います。 2024.12.18 歳時記
歳時記 鱖魚群|さけのうおむらがる|2024年|サケ|遡上|昆布巻き 16日より大雪も末候「鱖魚群(さけのうおむらがる)」となります。鮭が群れをなして川を上っていく頃です。古より、この「鮭の遡上」を神秘的なものとしてとらえてきました。 2024.12.13 歳時記
歳時記 熊蟄穴|くまあなにこもる|2024年|正月事始め|大掃除 朝晩の冷え込みも増し、北日本や日本海沿岸地域では雪の降り方も増してきました。11日より七十二候は大雪の次候「熊蟄穴(くまあなにこもる)」となります。熊など動物たちが冬ごもりの時期に入ります。 2024.12.08 歳時記
歳時記 大雪|閉塞成冬|たいせつ|そらさむくふゆとなる|2024年 朝晩だいぶ冷え込みを感じ始めました。7日より暦では二十四節気は「大雪(たいせつ)」、そして七十二候は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」と「冬」の文字が入ってきました。新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われます。 2024.12.04 歳時記
歳時記 橘始黄|たちばなはじめてきばむ|2024年|ポン酢|鱈|師走 カレンダーも残り一枚、いよいよ「師走」、精神的には何かと気ぜわしくなってきます。と同時に、体感的にも冬本番に向っていることを感じます。暦は2日より七十二候も小雪の末候「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」となります。 2024.11.29 歳時記
歳時記 朔風払葉|きたかぜこのはをはらう|2024年|風の名|朽葉色 西高東低の冬型の気圧配置の日が多くなり、それに伴い北寄りの季節風が吹き出して一段と朝晩の冷え込みが顕著となってきました。暦も27日より小雪の次候「朔風払葉 (きたかぜこのはをはらう)」となります。冷たい北風が、木々の葉を落とす頃です。 2024.11.24 歳時記
歳時記 小雪|虹蔵不見|2024年|しょうせつ|にじかくれてみえず 22日から、二十四節気は「小雪(しょうせつ)」そして七十二候は小雪の初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」と進んでいきます。また23日は「勤労感謝の日」の祝日、そして「新嘗祭」が催されます。 2024.11.19 歳時記
歳時記 金盞香|きんせんかさく|2024年|水仙|ボジョレヌーヴォー 徐々に冬らしさも感じ始めましたが、七十二候は、17日より立冬の末候「金盞香(きんせんかさく)」となります。早咲きの水仙の花が、上品な芳香を放ちながら、咲き始める頃です。さらに、21日(木)は「ボジョレヌーボー」の解禁日です。 2024.11.14 歳時記
歳時記 地始凍|ちはじめてこおる|2024年|亥の子の日|十日夜|時雨忌 七十二候は12日より立冬の次候「地始凍(ちはじめてこおる)」となります。大地が凍り始める頃という意味で、各地から初霜、初氷といった報せが届き始め、冬の訪れが、はっきり肌で感じられる季節と移っていきます。 2024.11.10 歳時記
歳時記 立冬|りっとう|山茶始開|つばきはじめてひらく|2024年 11月7日は二十四節気はの「立冬(りっとう)」です。暦の上では立冬から立春までが冬とされていて、立冬は冬の始まりを告げる頃です。そして七十二候は「山茶始開(つばきはじめてひらく)」となります。 2024.11.06 歳時記
歳時記 楓蔦黄|もみじつたきばむ|2024年|紅葉情報|文化の日 11月2日より七十二候も霜降の末候「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」になります。楓(かえで)や蔦の葉が赤や黄色に色づく頃です。北から南へ、山から里へと秋の深まりとと美しい景色が楽しめます。また、3日は「文化の日」です。 2024.10.31 歳時記
歳時記 霎時施|こさめときどきふる|2024年|しぐれ煮|七十二候 旧暦(2024年は11月1日より)では10月は、和風の月名「神無月」の別名の中にも「時雨月」というものもあります。朝晩の冷え込みとともに本格的な秋の到来を感じられる季節となって七十二候も28日より「霎時施(こさめときどきふる)」となります 2024.10.24 歳時記
歳時記 霜降|そうこう|霜始降|しもはじめてふる|2024年|柿|柿色 徐々に秋も深まりつつあり、山では「初冠雪」などの報も聞かれるようになり、23日より暦も二十四節気は「霜降(そうこう)」、七十二候もその初候「霜始降(しもはじめてふる)」と移っていきます。氷の結晶である、霜がはじめて降りる頃という意味です。 2024.10.21 歳時記
歳時記 蟋蟀戸在|きりぎりすとにあり|2024年|神嘗祭|沖縄そばの日 七十二候は18日より寒露の末候、蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)になります。そして17日は伊勢神宮では日本版ハロウィンとも言える「神嘗祭(かんなめさい)」が執り行われます。さらには、17日は沖縄そばの日でもあります。 2024.10.16 歳時記
歳時記 菊花開|きくのはなひらく|2024年|神嘗祭|沖縄そばの日 13日から七十二候は寒露の次候・菊花開(きくのはなひらく)になります。菊の花が咲き始める頃という意味です。空も高く澄み渡り爽やかな空気に包まれる季節となりますが、こんな時期の晴れを「菊晴れ」と言います。 2024.10.10 歳時記