
今日4月23日はサンジョルディの日です。

スペインのバルセロナなどがあるカタルーニャ地方の習慣で、守護聖人サン・ジョルディを祭る日です。
サン・ジョルディの日の由来となったのは、ドラゴンと王女様とサン・ジョルディの伝説です。
伝説は、以下のようなものだったといわれています。

昔、カタルーニャと呼ばれる国に恐ろしいドラゴンがいて、毎日1人ずつ生贄を捧げなければなりませんでした。
王女様が生贄になる番となり、ドラゴンへ差し出されようとしたとき…サン・ジョルディという騎士が現れ、ドラゴンを剣で退治しました。
突き刺した剣からドラゴンの血が地面に流れ落ちた後、そこに見たことがないほど美しい赤いバラが咲いたといわれています。
そして、騎士がその赤いバラを王女様にプレゼントしたのです。
そしてこの日は聖人サン・ジョルディが殉教した命日です。
この日にカタルーニャ地方では、男性は女性に勇気のシンボルである「赤いバラ」を、女性は親しい男性に「本」を贈る習わしがあります。
そのため、この日は「バラの日」とも呼ばれています。

また、この日は「ドン・キホーテ」の作者であるスペインのミゲル・セルバンテスの命日でもあるため、スペインでは「本の日」として、「本の市」が毎年開かれ、「バラ」「本」「サン・ジョルディ」が一緒に祝われるようになりました。
日本では日本書店商業組合連合会、日本カタルーニャ友好親善協会などが1986年(昭和61年)から実施しています。
また、この日は後にスペインからの提案に基づき国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)が「世界図書・著作権デー(世界本の日)」に認定しています。


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