6月8日 世界海洋デー

今日は何の日

今日6月8日は「世界海洋デー」です。

世界海洋デー(World Ocean Day)は国連が2009年から実施する国際デーで、海と人のつながりや、海の大切さ、海を守る方法などについて考える日です。
世界の海はつながっているため、国を越えて、みんなで海のことを考えようという日でもあります。

その目的は、世界で共有する海や個人個人の海とのつながりに思いを馳せ、海が私たちの生活に果たす重要な役割や海を守る大切な方法についての認識を高めることです。

海は地球の大部分を占めているものの、その海域のごく一部しか探査されていません。
人類が海に完全に依存しているにも関わらず、また海が私たちに与えてくれるものの大きさに比べ、海は私たちからほんの少ししか関心も資源も向けられていません。

そこで、具体的には、人間の行動が海にもたらす影響について考え、海洋保護のための国際的な市民運動の促進し、海洋の持続可能な管理プロジェクトを進めるために世界中の人々が団結することが重要になってきます。

世界海洋デーの経緯は、1992年6月8日にリオデジャネイロで開かれた「地球サミット」として知られる国連環境開発会議(UNCED)においてカナダ代表が提案し、以来「世界海洋デー」として非公式に実施されてはいましたが、公式には2008年112月に開催された国連総会にて「2009年から、6月8日を『世界海洋デー』にすること」が正式に決定され、2009年から国連の記念日となりました。
第1回のテーマは「私たちの海洋、私たちの責任(Our oceans, our responsibility)」でした。
以降、この日には世界100ヵ国以上において、海の環境について考えるフェスティバルなど海をテーマにしたイベントや取り組みが実施されています。

ちなみに2024年の国連世界海洋デーのテーマは、「新たな深みを呼び覚ます(Awaken New Depths)」です。

現在、海は私たちの想像が及ばないようなさまざまな原因によって、以前とは違った姿へと変わりつつあります。
魚を始めとした海洋資源の保護や、産業・生活排水による海洋汚染、二酸化炭素の増加による酸性化、地球温暖化による海水温の上昇海面水位の上昇など、海を取り巻く問題は多様化し、多くの環境問題を抱えています。どこから手をつけたらいいのか頭を抱えてしまいそうなほどの課題がたくさんあるからこそ、私たちができることも無数にあります。

そこで海を汚さないために私たちができる身近な活動として、「ごみを出す際は分別を行う」、「買い物に行く際はエコバッグを使用するマイボトルを持ち歩くなど、使い捨てのものをなるべく使用しない」ということを意識することが取り組みの第一歩となります。
そして、自分にできることを継続することが環境を守る上で、大切なことだと思います。

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