長崎ランタンフェスティバル | もとぶ八重岳桜まつり

長崎ランタンフェスティバル 風物詩
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長崎ランタンフェスティバル

長崎ランタンフェスティバル

今年、令和6年は例年の15日間のところ2日間延長し、2月9日~2月25日までの17日間にわたり開催されるそうです。

筆者も以前ツアーバスで行ったことがありますが、異国情緒満載のイベントでした。
1986年に長崎新地中華街に牌楼が建設されたことを契機に、中華街振興組合によって観光振興のイベントとして春節と元宵節を組み合わせた「灯籠祭」を行う計画が持ち上がり、1987年の春節より毎年開催されるようになりました。
灯籠祭は観光客からの反応も良かったため、1994年に正式な観光の柱のひとつに位置づけられ、名称も「長崎ランタンフェスティバル」と改められました。
このようにもともと長崎新地中華街の人たちが中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とするイベントでしたが、知らなかった長崎の中の中国を発見できるだけでなく、ランタンフェスティバルに込められた華僑の皆さんの思いにもふれることも出来るイベントとなっています。
期間中、新地中華街をはじめ、唐人屋敷、孔子廟、浜町アーケード、中央公園、眼鏡橋、崇福寺、興福寺など、市内中心部のいたるところに装飾される合計約1万5000個の幻想的なランタンやオブジェが飾り付けられ、例年100万人を超える人が訪れる長崎の冬の一大風物詩にまでになりました。
また会期中行われるイベントでは皇帝パレード、媽祖行列、中国獅子舞や龍踊りなども行われます。

もとぶ八重岳桜まつり

八重岳桜祭り

沖縄ではこの時期各地で「桜祭り」が開催され、本島北部の本部町で令和6年も『日本一早咲き・ひとあし、お咲きに』にと銘打って第46回もとぶ八重岳桜まつりが20日より開催されます。
期間は1月20日から2月4日です。

沖縄で楽しめる桜は、ソメイヨシノとは種類が違う台湾や中国南部が原産の琉球寒緋桜(リュウキュウカンヒザクラ)という種類で、別名ヒカンザクラ(緋寒桜)、ヒザクラ(緋桜)、タイワンザクラ(台湾桜)とも呼ばれていますが、花は中輪の一重咲きで、釣り鐘状の下向きに閉じたような半開きの形で咲き、濃い紫紅色の花弁を付けるのが最大の特徴です。また、多くの桜とは異なり花弁は散らず、萼(がく)のついた状態でポトリと落花するのも特徴でしょう。そのため本土で言われる「桜吹雪」見られないということです。
ところでその寒緋桜も変異したものでは花弁が大きく開き、色が薄い淡紅色になって、ヤマザクラに近い形態のものもあります。
いずれにしても本州に咲く桜を見慣れている人には、そのかわいらしい佇まいに少し驚くかもしれません。

さらに本土の桜は麓から山頂へ、南から北からと咲いていきますが、沖縄の桜は逆に山頂から麓へ、北部から南部へと咲いていきます。これも休眠打破の作用するためか沖縄の桜ならでは咲き方です。
沖縄県内の桜の楽しみ方は本土のソメイヨシノの花見とは異なり、桜の下で宴会をすることはほぼありません。
歩きながら桜と景色を楽しむのが主なスタイルです。日本一早い春を感じてみてはいかがでしょうか。

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