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歳時記
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暦もどんどん本格的な冬に向かい、二十四節気は「小雪(しょうせつ)」そして七十二候も小雪の初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」と進んできました 。

小雪(しょうせつ)

暦便覧では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明があり、積もるほどでもないくらいわずかながら雪が降り始めるころです。

雪と言ってもさほど多くないため小雪といったのでしょうね。

冷え込みも厳しくなりつつあり、冬への備えや暮れのご挨拶のお歳暮の準備など始めるには良い頃です。 酒飲みは鍋料理に燗酒が恋しくなる季節です

お燗の種類とその温度

お燗と言って「熱燗」の一言で日本酒を温めた状態を言ってしまいますが、詳しくは様々な温度があり、またそれぞれのお燗の温度によりその味わいも変化します

お燗の種類温度大吟醸吟醸純米酒本醸造酒普通酒
日向燗(ひなたかん)30℃くらい
人肌燗(ひとはだかん)35℃くらい
ぬる燗(ぬるかん)40℃くらい
上燗(じょうかん)45℃くらい
熱燗(あつかん)50℃くらい
飛切燗(とびきりかん)55℃くらい

お燗のコツ

沸騰したお湯ではなくやく80℃のお湯で湯煎をする方がアルコール分も飛ばず、風味も損なわれにくいのでお勧めです。

そのお湯に2分、首まで浸せばおおよそ40℃~50℃に温められます。 *お湯を沸騰させ300mlの水道水を加えると概ね80℃のお湯が作れます。

虹蔵不見(にじかくれてみえず)

寒気の吹き出しに伴い、曇り空が多くなり日差しも弱まります。

激しい雨も減るとともに弱まった陽射しのため夏のようなくっきりとした虹は陰を潜め、出ても薄くすぐに消えてしまします。 西日本では夏みかんの収穫が始まります。

なぜ冬に向かうのに「夏みかん」?

夏みかんの正式名称は「夏橙(なつだいだい)」といって、現在の山口県長門市の青海島・大日比海岸に漂着した柑橘の種子を「西本於長」という女性が撒いたのが起源と伝わっています。

現在でもその子孫である西本家ではその原木が保存されていて、史跡名勝天然記念物に指定されています。

原種の夏みかんは現在では山口県萩というか和歌山県の一部でしか栽培されていません。

よく耳にする「甘夏」はその夏みかんの改良巣なのです。

本来夏みかんは秋に実がなりますが、あまりにも酸っぱくそのままでは食べられたものではありません。

そのため酢の代用品として使われました。

しかし収穫せずに夏まで放置しておいたものを食べてみると酸味が和らぎ、ほかのみかんのようにおいしく食べることが出来たそうです。そのことから「夏みかん」と呼ばれるようになりました。

その後薬品を使って酸味が抑えられるようになり収穫時期が春の果物となり、現在では薬品を使用せず品種改良によって甘い夏みかんができるようになっています。 ちなみに山口県の道路のガードレールの多くが黄色というかオレンジ色に塗られているのはもちろん「夏みかん」色に由来しています。

コメント

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