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地始凍(ちはじめてこおる) 霜柱 歳時記
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地始凍(ちはじめてこおる)

地始凍(ちはじめてこおる) 霜柱

七十二候も第56候、立冬の次候「地始凍(ちはじめてこおる)」となりました。

大地が凍り始める頃という意味で、各地から初霜、初氷といった報せが届き始めます。

朝晩の冷え込みも一段と増して、肌寒さを感じる日も増えてきます。

常夏と言われる沖縄でさえ最低気温が20℃前後となりウチナァンチュ(沖縄の人)の中では寒いという声も聞かれ始めます。

(本土の人にとってはとても過ごしやすい気候ですが・・・汗)

昨今ではアスファルトで覆われた地面が多くなり見ることも少なくなってはきましたが、それでも九州の山あいの集落などの田畑では薄っすらと霜が降りていたり、土の地面には霜柱が立っていたりすることもあります。

ところで、霜と霜柱、同じ霜という字でかきますが、その出来方は違い霜は空気中の水蒸気が昇華し凍り付き地表に降りたもので、霜柱は地中の水分が凍り付きながら毛細管現象により地表に染み出したものです。

子供の頃、通学の途中霜柱で盛り上がった地面を見つけるとわざと踏みしめて遊んでいました。

その時のあのザクザク感は今でも感触の記憶として残っています。

新嘗祭と大嘗祭

大嘗祭 新嘗祭

またこの時期は皇室では宮中祭祀として「新嘗祭」行われます。その中でも今年の新嘗祭は新天皇即位に伴い「大嘗祭」として大規模に執り行われます。

 新嘗祭

新嘗祭とは、11月23日に天皇による宮中行事をを筆頭に全国の神社でも行われ、天照大神をはじめそれ以前から日本各地を治めてきた国津神と呼ばれる神々にその年に収穫された新穀(主に稲)を供え「五穀豊穣」を感謝する祭祀です。

宮中行事は宮中三殿で行われ主に「鎮魂祭」「新嘗祭賢所、皇霊殿の儀」「神嘉殿の儀」の三つの儀式からなり最後の「神嘉殿の儀」では供えた新穀を天皇もともに召し上がります。

冒頭で11月23日と書きましたが、その日は「勤労感謝の日」と認識されている方が多いのではないでしょうか。

それは明治4年(1872年)以前は旧暦の11月の二回目の「卯(う)」の日が新嘗祭でしたが、明治5年(1873年)に太陽暦が導入され新暦の11月の二回目の「卯(う)」の日が11月23日だったことから翌年からも11月23日に固定化されたようです。

それは戦前まで恵みをいただいたことを神々に感謝する日として根付いていましたが、戦後GHQにより神話・神道の日本人への影響を薄れさすために新嘗祭の日は消されてしまったのです。

その代わりに11月23日を「勤労感謝の日」として定着させ今日まで祝日となっています。ちなみに「国民の祝日に関する法律(祝日法)」には

「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」

ことを趣旨としています。

ここからは私見ですが、感謝する対象が神々から労働した「人」に置き換えられたということではないでしょうか。

いずれにしても「恵み」を得たことへの感謝する日であるということには変わりないですよね。

 大嘗祭

大嘗祭とは新嘗祭のうち新天皇が即位して最初の新嘗祭が大嘗祭です。

新天皇の即位のタイミングが7月までなら当年に、8月以降なら翌年の新嘗祭が大嘗祭となります。

 今回の大嘗祭のスケジュール

5月8日

天皇が即位の礼と大嘗祭の中心的な儀式の期日を宮中三殿で皇室の祖先や神々に伝える。

5月13日

亀の甲羅を炙ってその亀裂の出方で占い、儀式で使用するお米の産地を決める「斉田点定の儀

今回は東日本は栃木県、西日本は京都府と決まりました。ちなみに栃木県の品種は「とちぎの星」京都府は「キヌヒカリ」です。

9月23日

お米を収穫する儀式「斉田抜穂の儀

11月14日から15日

大嘗祭中心の儀式である大嘗宮の儀

ちなみに14日は11月の二回目の「卯(う)」の日です。

11月16日から17日

大嘗祭に参列した人を招いて古代の歌舞を鑑賞しながら供えられたものと同じ新米を中心にした料理や酒が振舞われる饗宴の「大饗の儀」行われ一連の行事が終了する。

その大嘗宮の儀が行われる「大嘗宮」は皇居東御苑(旧江戸城本丸跡)内の90メートル四方の敷地に大小30余りの建物が造営され本来ならば儀式終了後すぐに取り壊されるのですが祭祀終了後一般に参観が許されます。

大嘗宮一般参観の日程

11月21日から12月8日

午前9時から午後3時まで

新米を食べよう

新米 炊き立て

 新米とは

農林水産省の食品表示の基準によれば新米の定義は

原料玄米が生産された当該年の12月31日までに容器に入れられ若しくは包装された玄米

原料玄米が生産された当該年の12月31日までに精白され容器に入れられ若しくは包装された玄米

とあります。

 保存方法

密封できる保存容器に入れ冷蔵庫で保存します

 研ぎ方

軟水を用いて最初は汚れを落とす程度ですぐにその水を捨て、きれいな水でさらに洗う。

 浸水時間

  1. 粘り気の少ない方が好みの方は15分から30分程度
  2. 粘り気があり、甘く炊き上げたい方は2時間程度

 炊き方

やはり軟水を使い、いつもより3%ほど少ない水加減で(炊飯器の指定したメモリの下辺り)あとは炊飯器にお任せで炊き上げます。

 炊きあがったら

すぐに蓋をあけ、ふっくらと混ぜ合わせる「天地返し」を一度してから再度蓋をして蒸らします。

 食べ方(私見)

何といっても「おにぎり・おむすび」でしょう!!

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