4月26日 世界知的所有権の日

今日は何の日

今日4月26日は世界知的所有権の日です。

1970年(昭和45年)のこの日、「世界知的所有権機関を設立する条約」が発効し、国連の専門機関である世界知的所有権機関WIPO)が発足しました。

2000年(平成12年)に同機関が知的財産の役割と発明者や芸術家の社会の発展への貢献を強調するとともに、人間の試み・努力に対する意識及び理解の向上を図ることを目的に記念日を制定した、国際デーの一つです。

WIPOの本部はスイスのジュネーヴにあります。
2018年(平成30年)6月時点で、加盟国は191ヵ国です。
WIPOは、知的財産権保護の国際的な推進のための活動を行うとともに、知的財産権に関する条約国際登録業務の管理・運営を行っています。

この日には世界各国で様々なイベントが開催されます。
特に、中国では大々的なキャンペーンなどが行われ、知的財産を保護する姿勢を内外にアピールしています。
一方、日本では、4月18日が「発明の日」URLとして定着していることもあり、約1週間しか離れていないこの日を記念するイベントは少ないです。

ちなみに、2025年世界知的所有権デーのテーマは「知的財産と音楽:知的財産の鼓動を感じよう」です。

音楽は最も普遍的な創造的表現であり、国境や文化を超えて人々の心に触れ、心を揺さぶり、行動へと駆り立てる調和のとれた言語です。
意識していなくても、音楽のビートとリズムは私たちの生活に馴染み深い存在です。
音楽は私たちを結びつけ、行動を促し、深い感情を揺さぶり、私たちが世界に望む変化の原動力となります。
2025年世界知的所有権デーは、音楽の世界に新しいアイデアをもたらすために革新と創造性の限界を押し広げているクリエイター、発明家、起業家、そして知的財産権がどのようにして世界中のすべての人々に利益をもたらす活気に満ちた多様な音楽シーンをサポートしているかに光を当てます。

今年のキャンペーンは、私たちの生活を豊かにする音楽の世界で、未来の世代のクリエイター、イノベーター、起業家が新しい刺激的なアイデアを開発し続けるよう刺激する機会となるそうです。

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