1月31日 晦日正月 晦日節

今日は何の日

今日1月31日は晦日正月みそかしょうがつ)・晦日節みそかぜち)です。

晦日正月には、年越しそばをこの日に食べたり、団子をつくって家の戸口に挿す晦日団子の習慣があったり、年始回りに行けなかった親戚を訪問する風習が残る地方もあるようです。
正月の締めくくりとして、改めて1月にやり残したことを終わらせるのも良いです。

ただこの時期、暖かくなったり寒くなったり、気温差も激しいので、まめに着るものに気を付けて、風邪をひかないよう心がけたいものです。

冬から春先にかけて、三日ほど寒い日が続くかと思うと、四日ほど暖かい日が続き、これが繰り返されながら、春に近づいてゆきます。
これが三寒四温です。
もともとは朝鮮半島や中国東北部にみられる気象現象ですが、現在では、天気予報や日常の挨拶にも用いられるようになりました。

晦日とは

晦日」という言葉は、月の最後の日、つまり月末を意味します。
旧暦では月の長さが29日だったり30日だったりと一定しませんでした。
そのため月末の日を指すために「晦日」という言葉が使われるようになりました。
これは29日の月の場合、30日が存在しないため、混乱を避けるための便宜的な表現として広まりました。

現在でも、「三十日」と表記し「みそか」と読むことが多く、月末に食べる「三十日蕎麦みそかそば)」や、支払いを月末に行う「三十日払いみそかばらい)」など、生活の中で晦日に関連する言葉を見かけることもあります。
これらは晦日の文化が現代にも息づいている証拠とも言えるでしょう。
また、晦日は「つごもり」とも呼ばれ、これは「月の終わり」を意味する言葉です。
陰暦では月がなくなるという意味から「月隠つきごもり)」と呼んでいます。
この言葉もまた、時間の流れを大切にする日本の文化を象徴しています。

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