1月27日 国旗制定記念日

今日は何の日

今日1月27日は国旗制定記念日です。

日本の国旗は、白地に紅色で丸が描かれた旗
法律上は日章旗にっしょうき)と呼ばれ、日本では古くから、一般的に日の丸ひのまる)と呼ばれています。

日本では聖徳太子が遣隋使に託した文書以来、自国を”日出づる国“とする考え方があり、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴しています。
また、紅白は日本の伝統色で、「めでたいもの」とされていて、赤は博愛と活力白は神聖と純潔を意味するとも言われています。

1870年(明治3年)のこの日(旧暦)、明治政府が日の丸を国旗とする太政官布告の商船規則により、国旗のデザインと規格を示しました

その1月27日は、新暦では2月27日にあたりますが、これを記念して、一般社団法人・国旗協会が記念日を制定しました。
同協会は、国を象徴する国旗の正しい理解と普及を目的としています。

日本の国旗は徳川幕府が「日本総船印(にほんそうふなじるし)」として定めた白地に日の丸を踏襲した「商船国旗」として定められました。
規則ができるまでは船によりそれぞれ異なるデザインの旗が掲げられていました。
後に陸軍・海軍の軍旗も別々に定められましたが、廃止されました。
当時の規格は、縦横の比率は7:10で、日の丸が旗の中心から旗ざお側に横の長さの100分の1ずれた位置とされていました。

1999年(平成11年)8月9日、「国旗及び国歌に関する法律」が成立、8月13日に公布・即日施行され、日の丸・君が代が国旗・国歌として法制化されました。
国旗の縦横の比率は2:3、日の丸の直径は縦の長さの5分の3、日の丸は旗の中心の位置です。
色地は白色、日の丸は紅色とされていなす。

ちなみに、日本の国旗とデザインが似たものに、バングラデシュとパラオの国旗があります。
これらの国旗の円が中心ではなく、旗ざお側に少し寄っています。
また、これらの国旗のデザインは日本の国旗に由来するという説もあります。

バングラデシュの国旗が制定されたのは1972年(昭和47年)1月17日です。
この国旗において、赤色の円は昇りゆく太陽を表し、地の緑色は豊かな大地を表しています。
また、赤色は独立戦争で死んだ者の血も表しているそうです。

パラオの国旗が制定されたのは1981年(昭和56年)1月1日です。
この国旗において、黄色の円は月を表し、パラオ人の機が熟し独立国となったことを表しています。
また、月はパラオの人々にとって収穫や自然の循環、年中行事に重要な役割を果たしています。

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