12月7日 神戸開港記念日

今日は何の日

今日12月7日は「神戸開港記念日」です。

神戸港は、「務古水門むこのみなと)」「大輪田の泊」と呼ばれていた古くから中国大陸や朝鮮半島の港と交流していました。
また、平安時代には、「経ヶ島」の築造(1174年)を行うなど、国際貿易の拠点として発展してきました。
室町時代(1336年から1573年)、江戸時代(1603年から1868年)には、「兵庫の津」と呼ばれ、鎖国政策下の江戸時代には、国内交通の要衝として、重要な役割を果たしました。

1867年(慶応3年)12月7日(新暦1868年1月1日)、神戸港が外国船の停泊地として開港しました。
開港後は、人・物・情報が行き交う拠点として、また、国際貿易港として常に最新の設備を整備し、世界を代表する港に発展しました。

開港当時は「兵庫港」と呼ばれていたが、1872年(明治4年)に「神戸港」と改称されました。
神戸港は外国船の停泊地として発展し、横浜港と並んで二大国際貿易港となりました。
そして、新暦に換算した1月1日も「神戸港記念日」となっています

神戸港は、開港以来、外国から持ち込まれた食やスポーツ、娯楽など様々な文化の玄関口としての役割を担ってきました。
そして、神戸のまちは、それらを受け入れ、神戸独自の生活文化に昇華させ、やがて日本全国に広まることとなりました。

1995年1月の阪神・淡路大震災で大きな被害を受けましたが、わずか2年間で施設復旧を完了しました。
2006年には神戸港の泊地内に神戸空港が開港し、神戸は海・空・陸の総合交通体系が確立され、人・物・情報の交流拠点づくりを進めています。

その神戸港は、2017年(平成29年)1月に開港150年を迎えました。
その記念すべき年を市民とともに祝い、市民の海、船、港への関心を深め、また、神戸港の新たなスタートとするため、神戸開港150年記念事業が実施されました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました