
今日10月17日は「貯蓄の日・神嘗祭・今日10月17日は「貯蓄の日・神嘗祭・沖縄そばの日」です。
貯蓄増強中央委員会(現:金融広報中央委員会)が1952年(昭和27年)に同委員会発足の際に制定しました。
金融広報中央委員会は、事務局を東京都中央区日本橋本石町にある日本銀行情報サービス局内に置かれています。
同委員会は、都道府県金融広報委員会、政府、日本銀行、地方公共団体、民間団体などと協力して、中立・公正な立場から、暮らしに身近な金融に関する幅広い広報活動を行っています。
具体的には、金融教育の支援やライフステージに応じた情報提供、ウェブサイト「知るぽると」の運営、講演会・セミナーの開催、金融に関するアンケート調査など様々な活動を展開しています。
これらの活動により、私たちは金融の知識を深め、より良い貯蓄・投資の選択ができるようになります。金融広報中央委員会の存在は、私たちの財政的リテラシーを高める上で欠かせないものです。

10月17日という日付は宮中祭祀の一つで、五穀豊穣の感謝祭である「神嘗祭(かんなめさい)」の日にちなんでいます。
神嘗祭は、天皇がその年の新米を伊勢神宮に供える祭事です。
その神嘗祭の行事の趣旨を引き継ぎ、勤労の実りを大切にし、貯蓄に対する関心を高め、貯蓄の増進を図ることが貯蓄の日の目的です。
この日を中心に優良こども銀行、貯蓄功労者の表彰などの行事が行われています。

貯蓄(ちょちく)とは、蓄えることです。
経済学においては色々な定義がありますが、主に現金・預金・投資・年金・保険などにより資産を蓄えることを意味しています。
「貯蓄」は英語で「savings」であり、「savings」にはその他にも「貯金、預金、蓄え」などの意味があります。
貯蓄は、単にお金を貯めるだけでなく、未来への投資とも言えるでしょう。教育費の積立から老後の備えまで、私たちの人生において貯蓄は欠かせない要素です。
日本は世界でも有数の貯蓄率を誇る国であり、この「貯蓄の日」は、その習慣をさらに根付かせるためにも重要な日と言えるでしょう。

貯蓄は、私たちの未来を守るための大切な手段です。日々の生活費をやりくりしながらも、未来のためにコツコツと蓄えを増やすことは、誰にとっても重要な課題です。
特に今の時代は、経済の不確実性が高まる中で、貯蓄の重要性はより一層増しています。
老後の生活資金や子どもの教育費など、将来に向けた計画的な貯蓄は、安心して生活を送るための基盤となります。
貯蓄の日を機会に、自分自身の貯蓄状況を見直し、より良い未来に向けた計画を立ててみてはいかがでしょうか。

神嘗祭・沖縄そばの日は姉妹ブログの「歳時記ブログ」に公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。」です。
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