
今日10月4日は「証券投資の日」です。
日本証券業協会などで構成する証券知識普及プロジェクトが制定しました。
日付は「とう(10)し(4)」(投資)と読む語呂合わせからで、より多くの方に証券・金融市場に興味と関心を持ってもらうことが目的です。
この日を中心に、全国各地で様々な普及活動を行っている。
1996年(平成8年)に日本証券業協会が「証券投資の日」を制定し、その後、さらに幅広く投資に興味と関心を持ってもらうために2009年(平成21年)に名称を一旦「投資の日」と変更しましたが、2017年(平成29年)からは再びを「証券投資の日」と改められました。
日本証券業協会とは

日本証券業協会は全国の証券会社を構成員とする社団法人として1973年7月に設立されました。
協会員の行う有価証券の売買その他の取引等を公正かつ円滑ならしめ、金融商品取引業の健全な発展を図り、もって投資者の保護に資することを目的としています。
そのために①自主規制業務、②金融商品取引等及び市場の発展に資する業務、③国際業務・国際交流などの業務を行っています。
証券投資について

証券投資とは、一般には企業への経営参加を目的としてではなく、一定の利回りを予定して、資金の有利な運用を狙いとして国債・社債・株式などの有価証券などの株式・債券などの証券類に投資することをいいます。
証券投資のメリットとしては、次のようなものがあります。

売買差益や配当金、株主優待などの特典を受け取れる
NISA(ニーサ)の対象となるため、投資で得られた利益を非課税で受け取れる場合がある
一方、証券投資には次のようなリスクもあります。

元本保証ではない
株価は日々変動するため、株価が下落すると損失を被る可能性がある
NISA(ニーサ)とは

少額からの投資を行う個人を対象とした投資で得られた収益に税金がかからない税制優遇制度です。
投資信託や株式などの金融商品を購入して得られる利益が非課税となるため、通常の投資と比べて手元に残る金額が多くなります。

最後に、投資は余剰資金で行うべきです。
生活費や短期的に必要な資金を投資に使うのはリスクが高く、予想外の損失が発生した場合に生活が圧迫されることもあります。
余剰資金で短期的な価格変動に一喜一憂するのではなく、長期的な視点で投資を考えることが成功の鍵だそうです。
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