
今日9月14日は「コスモスの日」です。
「ホワイトデー(3月14日)」から半年後となるこの日、プレゼントにコスモスを添えて交換し、お互いの愛を確認し合う日などとされています。
また、この頃はコスモスの開花時期でもあります。
ただし、記念日を制定した団体などの詳細は定かではありません。
コスモスについて

コスモスは、キク科コスモス属の花で、秋にピンク色・白色・赤色などの花を咲かせなす。
原産は熱帯アメリカで、メキシコからスペインに渡り、マドリード王立植物園に送られ「コスモス」と名付けられました。
日本には1887年(明治20年)頃に渡来したと言われています。
一年生植物の草本で、茎は高さ2~3mになり、よく枝を出します。
葉は対生で、細かく裂け、小葉はほぼ糸状になります。
頭花は径6~10m、周囲の舌状花は白から淡紅色、あるいは濃紅色。中央の筒状花は黄色。葯(やく)は黄褐色です。
通常は舌状花は8個。開花期は秋で、短日植物の代表としても知られています。
秋に桃色・白・赤などの花を咲かせる。花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されている。本来は短日植物だが、
秋の季語としても用いられるますが、6月から咲く早生品種もあります。
花言葉は「愛情」「少女の純真」「真心」「調和」。
「コスモス」(cosmos)の名前は、ギリシャ語の「宇宙の秩序」を意味する「コスモ」(cosmo)に由来しています。
対義語は「混沌」を意味する「カオス/ケイオス」(chaos)です。
漢字では一般的に「秋桜」と表記することが多いですが、これは1977年(昭和52年)にリリースされた山口百恵の楽曲『秋桜』が大ヒットしたことによるものです。
作詞・作曲は、さだまさしで、曲のタイトルと歌詞の中で「秋桜」と書いて「コスモス」と読んでいます。
秋桜(コスモス) 山口百恵 歌詞

淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜りに揺れている
此頃涙脆くなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側で アルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くり返す
独言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさが 浸みて来る
明日嫁ぐ私に 苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと 笑った
あれこれと思い出をたどったら
いつの日もひとりではなかったと
今更乍ら我侭な私に
唇かんでいます
明日への荷造りに手を借りて
しばらくは楽し気にいたけれど
突然涙こぼし 元気でと
何度も何度もくり返す母
ありがとうの言葉をかみしめながら
生きてみます私なりに
こんな小春日和の穏やかな日は
もう少しあなたの子供で
いさせてください
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