8月1日 水の日

今日は何の日

今日8月1日は「水の日」です。

国土庁(現:国土交通省)が1977年(昭和52年)に閣議了解により制定しました。
日付は、諸行事が水の日の趣旨に沿って効果的に行うため、一年の内、水を最も使う月が8月であり、その月の最初の日を「水の日」としたものです。
「水の日」の8月1日から「水の週間」(8月1日~7日)が始まります。
限りある水資源の大切さを考えてもらい、節水を呼びかけることが目的としています。

その後、2014年(平成26年)に施行された「水循環基本法」において、「水の日」は8月1日とし、国民の間に広く健全な水循環の重要性についての理解や関心を深める日として、法定化されました。

また、国土交通省のホームページでは、「水の日」及び「水の週間」は、水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性について国民の関心を高め、理解を深めることが目的、と記載されています。
この期間を中心として、ポスターによる啓発や講演会の開催など全国的にイベントが実施されています。その行事は、地方公共団体やその他関係団体の緊密な協力を得て行うものとしています。

その啓発活動のひとつの2020年(令和2年)の「水の日」ポスターでは、より多くの人に「水」の大切さについての理解と関心を深めてもらうため、世界中に多くのファンを持つポケットモンスターの「シャワーズ」が応援大使として採用されました。「No.134シャワーズ」のタイプは「みず」、特性は「ちょすい」です。

制定された理由

需要は、生活水準の向上、経済の進展等に伴って近年著しく増大してきました。
一方で水資源の開発は次第に困難となっていて、渇水時には水不足が生じることが予想される状況になっています。
現に、2024年沖縄県では30年ぶりの断水が心配されるまでの状況となりました。

このような状況にかんがみ、毎年8月1日を「水の日」とし、この日を初日とする一週間を「水の週間」として、この週間において、水資源の有限性、水の貴重さ及び水資源開発の重要性に対する関心を高め、理解を深めるための諸行事を行うことによってわが国の水問題の解決を図り、国民経済の成長と国民生活の向上に寄与することとしたいと制定されました。

八朔・田の実の節句

さて、話は換わりますが、8月1日は、八月朔日を略して八朔」と呼ばれます。
元々は旧暦八月の行事で、その年の新しい穀物を取入れたり、贈答をしたりして祝う日でした。明治以降は新暦でも行われるようになりました。
詳しくは、姉妹ブログの「歳時記」にて公開してありますので、ご一読いただければ幸いです。

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