
今日7月8日は「那覇の日」です。
ラジオ沖縄の人気番組「那覇が好き」のリスナーグループ「那覇が好き友の会」が制定しました。
日付が「な(7)は(8)」(那覇)と読む語呂合わせから、1999年(平成11年)に「みんなで那覇のまちを愛し、未来の那覇のためにできることをやろう!」と那覇を愛する人々による手作りのまちおこしを考える日として、「那覇が好き友の会」が中心となって、7月8日を「なはの日」とするイベントが開催されたのが「なはの日」の始まりです。
また、沖縄県那覇市はその趣旨に賛同し、2004年(平成16年)から毎年7月8日を中心に、市の主催事業等に「なはの日」の冠をつけるなど、市民のみなさんの活動を支援する取り組みを実施しています。また、那覇市ではこの日に清掃活動などのイベントを行い、官民一体となって那覇を盛り上げる活動を行っています。
さらに、この日には、那覇の歴史・文化・世界遺産についてふれることを目的として、那覇市にある琉球王国の陵墓である玉陵(たまうどぅん)、世界遺産のひとつ琉球庭園の識名園(しきなえん)、那覇市歴史博物館や那覇市立壺屋焼物博物館の4施設などが無料で開放されます。
もともとは「那覇が好き」友の会が制定した日でしたが、今では日本記念日協会が正式に認定した記念日となっています。
那覇市について
那覇市は、沖縄本島南部に位置する市で、沖縄県の県庁所在地及び最大の都市です。

1945年(昭和20年)の太平洋戦争末期の沖縄戦では街は焦土と化し、1972年(昭和47年)5月15日の沖縄返還による日本復帰を経て、多くの県民市民の努力と協力によって発展してきました。そして、2021年(令和3年)5月20日には市制100周年を迎えました。
市の木は「フクギ」、市の花は「ブーゲンビリア」、市の花木は「ホウオウボク」、市の魚は「マグロ」、市の蝶は「オオゴマダラ」。名産品として壺屋焼(つぼややき)や泡盛(あわもり)などがあります。

観光面では、市の中心部の国際通り、市東部の高台にある首里地区の首里城(しゅりじょう)などがあり、2000年(平成12年)12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として首里城跡が世界遺産に登録されました。
しかし、令和元年10月31日未明に、正殿内部から発生した火災により、正殿をはじめする8施設が焼失しいましたが、現在2026年(令和8年)の正殿復興を目指して、復興・復元に向けての作業が進められています。
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